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アンティーク用語ミニ辞典

アンティーク用語ミニ辞典

【ア】

アールデコ   
1920年から1930年頃にかけ、アールヌーボーのあとを受けてヨーロッパに広がった建築、工芸デザインなどの装飾様式。フランス語で装飾美術の意。直線的でシンプルなデザイン、幾何学模様が多用されているのが特徴。

アールヌーヴォー
19世紀末から1910年代にかけてヨーロッパで流行した装飾様式で、フランス語で新しい芸術を意味する。植物などの流麗な曲線模様が特徴。手作のに良さ、職人技をの見直し、建築 家具、工芸からポスター、挿絵などにまで広がった。

アンティーク
古美術品、骨董品の総称。作られてから100年以上たったものをさすが、日本では1950年~1960年代以前のものからアンティークと呼ぶことが多い。
価値がそれほどなくても古くて味わいがあるものをアンティークという場合もある。

インレイ
象嵌(ぞうがん)と呼ばれている。アンティーク家具においては、木工象嵌が多く、
家具の表面に模様を彫り、その模様にそって切り取った異なる木片をはめ込み、家具の表面を飾る技法です。

ウィンザーチェア
こちら
に詳しく書いてあります

ヴァセリン
乳白色ガラスのこと。ランプシェードやグラスなど西洋アンティークのガラス製品にはよくある。

ヴィクトリアン
イギリスでは食器から家具まで様々なものに、その時代の王や女王の名前を付けて表現する。
ヴィクトリアンとは大英帝国の名君ヴィクトリア女王治世の1837年から1901年までの
様式をいう。華やかで優雅な装飾性あふれるスタイルが特徴。
一方それ以前の1714年から1820年のジョージ1世から3世の時代の様式をジョージアン、エドワード7世治世の1910年までの様式のことをエドワーディアンという。

ヴェネチアンガラス
ヴェネチア産のガラス製品の総称。11世紀に始まり、最盛期の16~17世紀には
ガラス工芸の主導的位置を占めた。ソーダガラスおよび15世紀に開発された無色な
新種のガラスによるうつわ、装飾品が主。

オットマン
オットマンとは、ソファと組み合わせて使う足のせ台。背、アームのない布張り椅子で、補助椅子としても便利です。

【カ】

カブリオールレッグ
家具の脚部デザインのひとつ。猫脚とも呼ばれる。18世紀初めクイーンアンの時代から
流行し、その後も曲線的なデザインが流行するたびに用いられる。

カメオガラス
色の異なる硝子層に彫を入れてカメオ細工のような装飾効果をだすガラス工芸の技法。
青、紫など地となる色ガラスの上に乳白色のガラスをかかぶせ、少しずつ削り落として
その色を文様として浮き出させる場合が多い。

カリガラス
ブナの木を燃やし、その灰からとれる良質のカリを溶剤として用いたガラス。
クリスタルのような透明度と輝きがあるので、カリクリスタル(レッド・クリスタル)
とも呼ばれ、カットやグラヴィールなどの加飾技法にも適している。ボヘミアンガラス
がその代表。

ガレ
エミール・ガレ(1846~1904)。アール・ヌーボーを代表するフランスの芸術家。
家具ややきものも製作しているが、とくにガラス器が有名。1889年のパリ万博では数々のメダルを獲得し、ガラス工芸の隆盛の契機となった。花鳥草木をモチーフにした作品は華麗で斬新、ガラス工芸史上、最高水準のものが作られたもの。

グラヴィール
ガラス工芸の加飾技法の一種で、透明なガラス器の表面に画像を彫り、
ガラスの透過光によって浮彫りの効果を出す方法。ボヘミア、ドイツ、オランダ、
イギリスの近世のものが傑作として多く遺されている。エンクレーヴィングともいう。

クランベリーガラス
果物のクランベリーに似た赤い色のガラスの俗称。クランベリーシェードといえば、乳白色のヴァセリンに赤色が混ざって、ピンク色のなったランプシェードのことをいう。

ケイトクチン(景徳鎮)
江西省にある中国第一の陶磁器の生産地。
宗代に硬質の青白磁を焼くことで始まった町。その後、元の時代にはの官窯、景徳鎮窯として端正で流麗な様式の宮廷用の御器を生産、明代以降は民窯となり、自由でのびのびしたタッチの染付磁器、赤絵磁器を多く生産するようになった。

【サ】

サン・ルイ
フランスロレーヌ地方、のクリスタルガラスの村。1767年フランス国王ルイ15世より
「王立サン・ルイ工場」を承認された。1780年フランスで初めて鉛入りのクリスタルガラスを作ることに成功したことでも有名。

ジャコビアン
17世紀前半、イギリスで広まったゴシック、ルネッサンス、バロックの折衷様式。リネンフォールド(リネンを折りたたみ重ねたようなデザイン)や縁飾りなどを多用、象嵌が始めったのもこの頃。

シェーカー様式
シェーカー様式とは、1774年にアメリカに創設されたキリスト教の一派、シェーカー教壇は装飾性のない実用的な家具を生み出しました。
シンプルでナチュラルなインテリアのスタイルとして人気がある様式です。

シノワズリ
中国趣味、または広く東洋趣味のこと。18世紀ヨーロッパでとくに好まれた中国風の装飾もさす。なかでも中国の漆塗り、陶磁器がもてはやされ、富の象徴とされた。

ソーダガラス
ガラスの基本的な原料である珪砂(珪石)以外に主としてソーダを加えたガラス。
古代ガラス、ヨーロッパ近世以前のガラスはほとんどがこのガラス。今でも窓ガラスから日常食器までガラス製品の多くがこれである。

【タ】

チッペンデール
18世紀イギリスの代表的家具デザイナー、トマス・チッペンデールが流行させた様式で、ロココ、ゴシック、中国趣味などに広くモチーフを求めた。椅子は背板の透かし模様や脚に特徴がある。

トーネット
トーネットとは、ミヒャエル・トーネット(1796~1871年)のことで、ウィーンにトーネット社を設立。ブナ材の曲木家具を量産しました。

ドーム
フランスのガラス作家兄弟で、父ジャン後を受けて1875年にナンシーにガラス工場を設立した。アールヌーヴォ―のガラスを代表する優美な装飾ガラス器で名声を得た。

【ハ】

バカラ
クリスタルガラスの世界的名門。フランス、ロレーヌ地方にある村バカラでガラス制作が始まったのは1764年、ルイ15世の認可を受けてからのこと。1823年のパリ万国博覧会で金賞を受賞し、技術は飛躍的に進歩した。その後、ルイ18世をはじめ世界の王侯貴族に愛用され「王者たちのクリスタル」と呼ばれるようになった。

バルーンバックチェア
背もたれのフレームの形状がバルーン(気球)のような輪郭を持っている椅子。デザインのバリエーションも沢山あり、円に近い形の背もたれとアームが付いたタイプはクエーカーチェアとも呼ばれます。

ブロカント
ブロカントとは、フランス語で「アンティークというほど古く高いものではない物」をさす。古道具 中古品 ガラクタ ジャンクなどとも訳され、解釈の幅は広い。

ヘップルホワイト様式
18世紀後半に活躍した家具デザイナー。ジョージ・ヘップルホワイトが流行させた様式。楯型やハート型の背もたれがついた椅子がよく知られています。

ポーセリンマーク
陶磁器の品質を保証するマークのこと。各社が独自に決めて付けている。製作年代を知る手掛かりとして活用される。

【ラ】

ラリック
ルネ・ラリック。フランスの宝石&ガラスデザイナーで、アールヌーヴォー、アールデコ両方の時代を代表する作家。

リプロダクション
再生・復刻の意味。オリジナル家具の生産が途絶えたのち、再びオリジナルをもとに同じものを生産することをいう。

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